リバーランド
建築設計室

理由書

愛知県知事殿

記

　　　　　　　　　　　　　　　　申請地　愛知県愛西市森川町大森23番

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　宅地　実測846.26㎡

上記申請地で農業用倉庫を建築する理由を以下に述べます。

農業用倉庫に保管するもの：保冷庫、耕運機、草刈機、肥料等

私は申請地に生まれてから現在まで居住しています。平成30年1月に父が他界しました。父の所有していた住居・農地などの不動産を相続しました。父は母とともに農業を営んでいました。父が亡くなってから母だけの力では農地は維持できない状態になりました。亡くなった父の思いを継ぐべく一念発起して建築設計事務所の業務と並行して農業を営むことを決意しました。父が所有していた農機具はビニールハウスなどに保管していましたが、近年治安悪化にともない盗難にあうことも度々ありました。警察に相談したところ、防犯カメラの設置、施錠ができる倉庫や物置にすることが望ましいとの指導をいただきました。そこで母と相談したところ農機具を保管する倉庫を作ってはどうかという結論に至りました。申請地には計画建物を建てるだけのスペースが十分あるので隣接する農地に倉庫を計画せずに、当該敷地に増築することを決意した次第です。周辺農地の良好な環境を維持していくためにもむやみな開発行為をせず、現在の環境の中で解決策を考え実践することが建築設計事務所と農業を兼業することの意義であると思います。

 

令和2年4月24日

　　　　　　　　　　　　　　　　住所　愛知県愛西市森川町大森23番

　　　　　　　　　　　　　　　　氏名　伊藤博雄　　　　　　　　　　　　印

今、自宅の農業用倉庫を含めた駐車場などの整備をしています。自宅の敷地は市街化調整区域内にあります。小さな農業用倉庫といえども、様々な許認可が必要になります。建築確認申請の前に都市計画法の証明が必要になります。その中に理由書という書類があります。倉庫を建築する理由を愛知県知事あてに述べるわけです。